早めに防ぐ

白い玄関

建物は年月が経つにつれて経年劣化が生じますし、太陽光の紫外線や風雨に晒され続けることで屋根や外壁も痛んで来ます。 メンテナンスを行っているとこの痛みも少なくて済みますが、放置しておくと壁面にヒビ割れが生じたり、屋根の割れ目から防水層を突き破って雨漏りが生じることもあります。 外回りのサッシなども外壁との取り合い部分で雨水が屋内へ浸入することもあります。 外壁にクラックが生じた場合には壁の内部において鉄筋のサビなどによって膨張し、剥離が生じて時には壁が下の道路に落下して通行人に怪我を負わせる報告例も聞かれます。 このようなことがないようにそういう兆しが見つかったら外壁調査や診断を行ってもらい、必要な処置やリフォームを行うことも重要です。

これらの検査においては赤外線の測量機器を使って壁温度の測定を行う方法があります。離れた距離からこの測定すると温度の低いところは寒色系の色として表示されますが、部分的にタイルなどの剥がれがある場合や外壁が浮いたところでは暖色系の色を示し、明らかに表面に変化があることがうかがわれます。 広い面積の部分の外壁調査には、人がゴンドラに乗って打診用のハンマーを叩いててその音から浮きがあるかどうかが判断されます。 壁面やタイル目地のヒビ割れ、あるいはサッシ脇のシーリングの劣化状況を目視と共に判断して適切な補修や工事を行うことになります。 外壁調査は構造のタイプによって検査方法が異なる場合もあります。 2008年には建築基準法の報告制度改正があり、特殊建築物の定期報告の外壁調査では全面打診による調査が行われるようになりました。